海なし県でもビーチバレーがしたい 自宅にコート、後進を育成 とちぎ国体・少年女子監督の外松さん

自宅にコートを造り、ビーチバレーの普及を目指す外松さん=5日午前、芳賀町下高根沢

 10日に始まる「いちご一会とちぎ国体」の会期前競技のビーチバレーボールで、本県少年女子の監督を務める外松広美(とまつひろみ)さん(37)=芳賀町下高根沢=は、自宅敷地内にコートを造るほどの情熱で国体に懸けてきた。「栃木にビーチバレーを根付かせたい」。鍛え上げた選手と狙う頂点。海とは縁遠い本県で、競技の魅力をアピールする絶好の機会を迎える。

 「家を建てる時、コートが造れるところを探したんです」。本県開催の国体を見越し、2018年に自宅の隣に造った「Hiro(ヒロ)ビーチコート」で笑顔を見せた。

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