モーションキャプチャー技術を活用した長編アニメ映画 「チビハム・ジューシー・アンド・ミー」公開

「アパレル・デザイナー」「兄友」などの映画監督・中島良が運営するモーキャプスタジオ・アインスによる長編アニメ映画「チビハム・ジューシー・アンド・ミー」が、9月24日より劇場公開されることが決まった。

「チビハム・ジューシー・アンド・ミー」は、アメリカから日本に遊びにきたポッチャリ体系女子のチビハムが主人公のコメディ。チビハムが巻き起こすトラブルに振り回される日米の友人たちの姿を、カルチャーギャップや国籍を超えた友情を軸に描く。日本在住20年目を迎えるアメリカ人監督の大神田リキがメガホンをとった。

アメリカ人留学生パプリカと友人のジューシーは、羽田空港のロビーでいとこのチビハムの到着を待っていた。まもなくして、丸々と大きな体形に超ダサいワンピースのチビハムがやってくる。いきなり派手に転び、カバンからはお菓子が散乱。「日本の空港は滑りやすい」と文句を連発するチビハム。そんなチビハムが果たして日本でうまく暮らしていけるのか、パプリカは不安を感じる。チビハムの日本での生活が始まると、予想以上にトラブルが連続。わが道を行くチビハムは、日本の様式に合わせることなくわがまま三昧の姿を見せる。さらに、ジューシーのママとのバトルまで勃発する。

制作はスタジオアインスが手掛け、ゲームなどで使われる光学式モーションキャプチャーの技術と、新技術である「ヴァーチャルプロダクション」が導入されている。専門知識ゼロからでもアニメ制作が可能で、制作現場に必要な人数を最小限に抑えることができ、実写撮影のような直感的でスピーディなアニメ制作手法で作られた。デジタル作業工程も、リモート作業を実現している。

9月24日には、本作の劇場公開を記念したトークイベント付き上映が実施され、公式ツイッターで招待キャンペーンが行われる。詳しくは、公式ツイッター(@supersub_mocap)を参照のこと。

【作品情報】
チビハム・ジューシー・アンド・ミー
2023年9月24日(土)より公開

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