岡山―関空 バス乗り継ぎプラン 県内外6事業者企画 1割ほど安く

JR岡山駅

 新型コロナウイルス禍で、岡山―関西空港を結ぶ高速バスが運休する中、県内外のバス事業者6社は9日から、JR岡山駅西口バスターミナルから大阪駅前を経由して同空港へ向かう乗り継ぎセットプランの提供を始める。それぞれチケットを購入するよりも1割ほど割安になる。旅客需要の回復を受けて共同企画した。

 岡山駅西口―大阪駅前の高速バスを運行する事業者は両備ホールディングス、下津井電鉄(いずれも岡山市)、中国ジェイアールバス(広島市)。大阪駅前―関空のリムジンバスは関西空港交通、阪急観光バス(いずれも大阪府)、阪神バス(兵庫県)。

 高速バスは岡山駅西口を発着点に1日13往復。途中、岡山市の県総合グラウンド前と山陽自動車道岡山インターチェンジ(IC)近く、赤磐市の同山陽ICそばの3カ所に止まる。

 セットプランの片道料金は岡山駅西口からが大人4400円、小学生2200円など。山陽ICからは4千円、2千円など。往復割引はない。

 1日から事前予約を受け付けており、岡山駅西口バスセンター、関空の券売所で販売している。インターネット販売はしない。問い合わせは、両備高速バスコンタクトセンター(0570―08―5050)。

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