ヤンキースがダブルヘッダーに連勝 カイナーファレファ逆転満塁弾

ダブルヘッダー第2試合【ツインズ1-7ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは1点ビハインドの4回裏に一死満塁のチャンスを作り、アイザイア・カイナーファレファの3号グランドスラムで逆転に成功。8回裏にダメ押しの3点を追加して7対1で勝利し、ツインズとのダブルヘッダーに連勝した。ヤンキース先発のゲリット・コールは今季自己最多の14三振を奪い、7回途中5安打1失点で11勝目(7敗)をマーク。2番手のルーカス・リットキーが2セーブ目を挙げ、ツインズ先発のジョー・ライアンは8敗目(10勝)を喫した。

3回表にカルロス・コレアの17号ソロで先制されたヤンキースは、4回裏にグレイバー・トーレスの四球、オスワルド・カブレラのヒット、マーウィン・ゴンザレスの四球で一死満塁のチャンス。ここで7番打者のカイナーファレファがレフトへの3号グランドスラムを放ち、逆転に成功した。先発のコールは三振の山を築き、7回途中まで118球を投げて被安打5(うち被本塁打1)、奪三振14、与四球2、失点1の好投。8回裏にはアーロン・ヒックスが走者一掃の3点タイムリー二塁打を放ち、7対1で勝利した。

本塁打記録への挑戦が注目されるヤンキースのアーロン・ジャッジは「2番・DH」でスタメン出場し、四球、空振り三振、空振り三振、申告敬遠、四球で2打数0安打2三振3四球。5試合連発となる56号アーチは生まれなかった。今日のダブルヘッダーは2試合合計で5四球(うち3つは申告敬遠)と勝負を避けられ、申告敬遠は今季通算14回となり、13回の大谷翔平(エンゼルス)を抜いてリーグトップ(メジャートップタイ)に浮上している。

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