エンゼルスがヤンキース3連戦に勝ち越し 大谷翔平30号逆転3ラン

【ヤンキース2-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは2点ビハインドの6回裏にヤンキースの連続エラーで一死1・2塁のチャンスを迎え、大谷翔平がセンターへの30号3ランを放って逆転に成功。1点のリードを3投手の継投で守り抜き、本拠地でのヤンキース3連戦に2勝1敗で勝ち越した。エンゼルス先発のパトリック・サンドバルは7回3安打2失点の好投で5勝目(9敗)をマーク。3番手のジミー・ハーゲットが5セーブ目を挙げ、ヤンキース先発のゲリット・コールには7敗目(10勝)が記録された。

5回表にグレイバー・トーレスのタイムリー二塁打とアーロン・ヒックスの犠飛で2点を先制されたエンゼルスは、直近7度の対戦で7戦全敗を喫している「エンゼルス・キラー」のコールに対して5回まで無得点。しかし、6回裏に一死1・2塁のチャンスを迎えると、大谷がひと振りで試合をひっくり返した。その後、追加点を奪うことはできなかったものの、サンドバルから2番手のホセ・キハダ、3番手のハーゲットと繋いで逃げ切り。3対2で白熱の接戦をモノにした。

大谷は「3番・DH」でスタメン出場し、最初の2打席はセンターフライとサードフライで凡退したものの、「一発が出れば逆転」のチャンスで迎えた6回裏の第3打席で会心の30号逆転3ラン。日本人選手としては初めてとなる2度目のシーズン30本塁打を達成した。8回裏の第4打席は空振り三振に倒れ、4打数1安打3打点。今季の打率は.269、OPS.888となっている。

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