中秋の名月と横浜のベイブリッジ 大さん橋からが「お薦め」

大さん橋から撮影した昨年の中秋の名月(横浜港振興協会提供)

 10日は中秋の名月。名月観光地「日本百名月」に認定された横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区)は、「ベイブリッジと名月の競演をぜひ楽しんで」と同ターミナルでの観賞を呼びかけている。

 10日の横浜の月の出は午後6時12分。同ターミナル指定管理者の横浜港振興協会は「大さん橋では横浜ベイブリッジ方向から月が昇る様子がご覧になれます。6時半ごろがお薦めです」と話している。

 日本百名月のプロジェクトは、夜景情報を発信する一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」(東京)が発案し、2016年から始まった。自薦、他薦を基に、選出条件に沿って認定。大さん橋は今年1月、最後の100号として登録された。

 県内からは江の島から望む月(藤沢市)、川崎工場夜景と月、みその公園「横溝屋敷」の月(横浜市鶴見区)も登録されている。

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