俳優の平祐奈さんが玉野市を訪れ、その魅力を伝える冊子「旅色FO―CAL(フォーカル) 玉野市特集号」が発刊された。市の若手職員がウェブマガジン発行のブランジスタメディア(東京)とタイアップし企画。アフターコロナを見据え、旅行や移住の候補地としてアピールしている。
平さんはウェブマガジンの撮影も兼ねて6月に訪問。冊子(B5判、20ページ)は1泊2日で玉野を満喫するという設定で、王子が岳からの眺めや宇野港周辺のクルージングを楽しむ様子を載せている。インタビューでは「自然が豊かで、海も山もどちらもきれい」と印象を語った。
市内でカフェやセレクトショップを経営する移住者の声を聞いたり、平さんの訪問先の商品などをふるさと納税の返礼品として贈ることも紹介している。
5万部作り、市は県内外のイベントなどで活用する。ウェブ版の「月刊旅色」特別号にも同様の内容を掲載している。冊子、ウェブともに無料。
市秘書広報課は「はつらつとした平さんと、自然が魅力の玉野はイメージがぴったり合った。幅広い層に関心を持ってもらいたい」としている。冊子を希望する人は同課(0863―32―5533、平日のみ)へ。