SKE48・須田亜香里が自身ラストの〝単独握手会〟を開催決定 約3年ぶりの直接握手会もファンはビニール手袋着用

5月にグループからの卒業を発表したSKE48・須田亜香里が10日、グループの公式YouTubeチャンネルで生配信を実施。自身ラストとなる握手会を、単独で開催することを発表した。握手会は11月3日に愛知・ポートメッセなごやで、11月13日に千葉・幕張メッセで開催する。

抜群のファン対応から「握手会の女王」「最強の釣り師」の異名を取り、2018年のAKB48グループ選抜総選挙では2位にまで上り詰めた須田。自らのフィナーレを飾るイベントとして、前代未聞の〝ソロ握手会〟を行うことを決めた。

AKB48では新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年4月以降は握手会を行えておらず、現在は「オンラインお話会」などで代替している。だが須田は、あえて直接触れ合う握手会を行うことを選んだ。

須田は「みんなビックリしてるかと思いますが、握手会を実際にやらせていただきます!約3年ぶりの握手会となります」と発表。「握手会で沢山のファンの方が私にもいてくれてるんだと、こんなにも逢いたいと思ってくれてる人がいるんだと沢山の人に伝えていただいた、すごく大切な場でしたし、握手会があったから私のキャラクターが世の人に知ってもらえたりとか…。劇場も原点ですけど、握手会も私にとっての原点となった場所だったんで、卒業前にやり残してたな、寂しいなと思っていたのが、握手会をもう一回やりたいなって事だったので、まだまだ世の中は不安な時期が続いていますけど、これを機にちょっとだけやってみようかと」と話した。

新型コロナウイルスの感染対策として、飛沫防止のシートを挟んだ対面式で行われ、検温と消毒、そして不織布マスクの徹底を呼び掛ける。また、須田は素手で握手を行うが、ファンにはビニール手袋の着用を義務づけ、手袋は回収するという。「ちょっとでも手の感触というか、私もファンの方と握手するあの感覚がすごく残っているので、あの感覚がもう一回味わえたらすごくうれしいなと思っています」と笑顔で呼び掛けつつ、「絶対泣いちゃうと思う。泣くイメージしかないから、すっぴんで行こうかな」と冗談交じりに笑った。

また、卒業予定日を9月末としていたが、「1カ月ほど伸びまして、11月1日になりました」と発表。同日は2009年にSKE48のオーディションに合格した記念日で、改めて卒業公演を行うという。

(よろず~ニュース編集部)

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