野球独立リーグ・ルートインBCリーグの南地区チャンピオンシップ(CS)第1戦が10日、茨城県の常陸大宮市民球場で行われ、栃木ゴールデンブレーブス(GB)は茨城に10-1で大勝し「BCLチャンピオンシップ」進出に王手をかけた。
2戦先勝方式でリーグ戦1位の茨城に1勝のアドバンテージ。負けもしくは引き分けで敗退の栃木GBは打線が奮起した。初回1死一、三塁から石川慧亮(いしかわけいすけ)の右前適時打で先制。五回は若松聖覇(わかまつせいは)、石川の連続適時打に敵失も絡み3点を追加した。さらに七回、小倉由靖(おぐらよしのぶ)の左前適時打など6安打を集中。打者一巡の猛攻で6点を加えるなど計20安打の猛攻で茨城を圧倒した。
先発の大宅健介(おおやけんすけ)は毎回走者を許しながらも要所を締める力投。散発7安打の7回無失点で試合の流れを引き寄せた。
第2戦は11日午後3時から同所で行う。