「ポゼッションサッカーは時代遅れ」レアルのアンチェロッティ監督が言う

昨季、レアル・マドリーの監督に復帰するとチームをリーガとCLの二冠に導いたカルロ・アンチェロッティ監督。ポゼッションサッカーについての発言が話題になっている。

この日の会見で「なぜ人々がいいサッカーを語る時にあんなにもパス数を数えるのか」と聞かれるとこう答えていたのだ。

「分からない。この数年の流行かもしれない。

いまのサッカーは少しずつ変わってきている。

どの国でも縦への展開が増えている。ポゼッションサッカーは数年前ほど流行っていない」

縦に速い展開が増えており、以前ほどポゼッションは重要視されていないとのこと。

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レアルはCLセルティック戦で30本以上のパスをつないでゴールを奪うシーンもあったが、アンチェロッティ監督は「10本以上のパスをつないだ後にゴールになる確率は非常に低い。10本以下のパスでゴールするほうが簡単だ」とも話している。

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