ガーナで“平和の大切さ”発信 青年海外協力隊 出発前に平和学習 広島

青年海外協力隊としてガーナに派遣される広島市出身の男性が、出発を前に平和学習を行いました。

JICA=国際協力機構の海外協力隊は、活動先で原爆や平和について伝えようと2004年から県内出身の隊員を対象に派遣前平和学習を行っています。

13日は、来月ガーナに派遣される東広島市職員の沖田大さんが被爆者の証言を聞いたり、現地で原爆展を開く時に使用するポスターなどの貸し出しについて説明を受けたりしました。

青年海外協力隊 沖田大さん「小さい頃から平和学習はいっぱい受けているし、平和というもの日本とガーナのつながり(現地での交流)を通してこの人たちはどう考えているんだろうとか、(かつての奴隷貿易を)どう乗り切ってきたんだろうとか吸収したい」

JICA海外協力隊による原爆展はこれまで70カ国であわせて202回開かれたということです。

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