第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」会期前競技第4日は13日、宇都宮市の日環アリーナ栃木ほかで体操、飛び込み、弓道、水球、ビーチバレーボールを行った。体操少年男子の団体総合は本県チームが324.950点で準優勝。飛び込みは成年女子高飛び込みで榎本遼香(えのもとはるか)(県スポーツ協会)が352.50点で4位入賞した。
予選を1位で通過した体操の少年男子は選手全員が今年の全国高校総体(インターハイ)団体総合2位の作新学院高勢。谷田雅治(たにだまさはる)、小野凉城(おのりょうき)、杉山諒将(すぎやまりょうすけ)、川口雄飛(かわぐちゆうひ)、大島凱(おおしまがい)が高難度の技に挑んだ。優勝した千葉に2.900点差で及ばなかったが、地元の応援を受け最後まで諦めない姿勢を見せた。
成年女子高飛び込みは昨夏の東京五輪代表の榎本が奮闘。3回目に84.10点をマークするなどハイレベルの上位争いで好演技を披露した。
弓道の成年女子近的はアリ・マリヤム(県連盟)、滝田実優(たきたみゆう)(宇都宮大)、犬塚友佳子(いぬづかゆかこ)(ミズノスポーツサービス)の3人が出場。決勝トーナメント1回戦で青森に惜敗したが、5~8位決定戦を競射の末に制して5位入賞した。
14日は飛び込みの成年男子3メートル板飛び込みに世界選手権代表の須山晴貴(すやまはるき)(県スポーツ協会)が登場。少年女子3メートル板飛び込みはインターハイ2位の関野思衣(せきのしい)(宇都宮南高)に表彰台の期待がかかる。