国葬 対馬市が半旗掲揚へ 当日から記帳所設置

 長崎県対馬市の比田勝尚喜市長は13日の定例市議会本会議で、27日の安倍晋三元首相の国葬に合わせ、市の施設で国旗を半旗掲揚し、記帳所を設ける考えを示した。
 質疑で小宮教義議員(創政)が集団的自衛権行使を可能にした安全保障関連法を成立させるなどした安倍元首相の実績を挙げ、国葬への考え方をただしたのに対し、比田勝市長は「元首相の功績に敬意を表したい」と半旗掲揚などの理由を述べた。
 市総務課によると、半旗は市役所本庁舎のほか、行政サービスセンター、振興部、消防庁舎の13カ所で掲揚。記帳所は消防庁舎を除く6カ所で27日から1週間前後設置する。職員に黙とうなどを求めることはしないという。


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