新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は14日、新たに60~90代の男女6人の死亡と、10歳未満~90代の男女1549人の感染が確認されたと発表した。中等症3人、軽症1532人、無症状13人、1人の症状が分かっていない。
市によると、亡くなった6人のうち、4人はクラスター(感染者集団)が発生した市内施設の入院患者や入所者。
2人は緑区の同じ病院に入院していた。
同区の80代女性は6日に陽性が判明、同日、新型コロナで亡くなった。
同区の90代女性は6日に陽性が判明、8日に心不全で亡くなった。
中区の病院に入院していた神奈川区の70代男性は5日に陽性が判明、9日に新型コロナで亡くなった。
特別養護老人ホームに入所していた青葉区の80代女性は8日に陽性が判明、11日に肺炎で亡くなった。
港北区の90代女性は5日に陽性が判明、10日に新型コロナで亡くなった。
60代男性は8日に陽性が判明、9日に亡くなった。
新規感染者の年代別は10歳未満が314人で最多。40代225人、30代210人、50代190人、20代187人、10代185人、60代94人、70代74人、80代49人、90代21人の順だった。
市内の新規クラスターは3件。介護老人保健施設2施設でそれぞれ7人、特別養護老人ホームで6人の感染がそれぞれ確認され、市が新たなクラスターと認定した。