江の島花火大会、4年ぶり復活 11月に新様式で5日間開催

4年ぶりに復活する秋の江の島花火

 秋の湘南の海を彩る風物詩として人気を集めた神奈川県・藤沢市江の島の花火大会が11月、4年ぶりに復活する。

 従来は1日の開催で3千発が打ち上げられたが、新型コロナウイルス禍の新様式として「ふじさわ江の島花火ウィーク」と銘打ち、開催日を分散化し、時間も短縮して打ち上げる。

 秋の江の島花火大会は2012年からスタート。約8万5千人が訪れる湘南エリア最大の花火大会だったが、19年に近隣駅舎の改良などで中止になって以降、コロナ禍の影響もあって開催が見送られてきた。今年は11月14~18日の5日間にわたり各日150発を打ち上げる。

 今回の花火ウィークの日程は江の島を代表するイベントの「湘南キャンドル」(10月15日~11月6日)と「湘南の宝石」(11月23日~来年2月28日)の間に設定されており、市観光協会などで構成する実行委員会は「秋の風物詩として江の島へ切れ目なく誘客する」としている。

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