心にゆとりを 栃木GB選手らと交通安全啓発 小山署

交通安全を呼びかける栃木GBの選手ら

 【小山】小山署はこのほど、野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(GB)の試合が行われた向野の小山運動公園で、栃木GBの選手らと交通安全啓発活動を行った。

 ドライバーへの原則ハイビーム、歩行者への反射材着用を呼びかけようと同署が企画し栃木GBが協力。署員と選手3人、寺内崇幸(てらうちたかゆき)監督が反射材付きキーホルダーとチラシを来場者に手渡し、交通事故防止を呼びかけた。

 寺内監督は「交通安全を自分のこととして考えていただき、心にゆとりを持った運転を心がけてほしい」と訴えた。同署の亀田務(かめだつとむ)交通総務課長は「多くの人が観戦に訪れる(栃木GBの)ホーム球場最終戦なので、選手らの力を借り、交通安全を啓発できればうれしい」と話した。

 市内では今年、2日現在で5件の交通死亡事故が発生し、うち3件が夜間に歩行者と車が衝突する事故だった。

交通安全を呼びかけるGBの選手ら

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