次世代車椅子で巡る横浜みなとみらい 23年春まで実証実験、無料貸し出し

ウィルに乗って横浜・大桟橋を移動する様子(横浜市提供)

 横浜市と横浜観光コンベンション・ビューローは16日、みなとみらい21(MM21)地区で近距離移動ツール「WHILL(ウィル)」を使った実証実験をスタートした。都市での脱炭素化を可能にする移動手段の一つとして事業性を探るもので、電動車椅子タイプのウィル10台を地区内5カ所で無料で貸し出す。

 実証実験は2019年から開催し今回で5回目。桜木町駅観光案内所など有人の2カ所に加え、今回初めて横浜ワールドポーターズなど3カ所に無人の貸し出しステーションを設ける。

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