エリザベス女王の国葬、世界で41億人視聴の見込み ダイアナ妃葬儀は25億人が視聴

エリザベス女王の国葬を、世界中で41億人が視聴する見込みであることが分かった。これは、世界人口の半分以上であり、96歳で死去したエリザベス女王の19日の葬儀は、史上最も多くの人が視聴した生放送番組となることが予測されている。1977年にパリでの交通事故により36歳で他界したダイアナ妃の葬儀の視聴者数は25億人だった。

世界で最も視聴されたイベントとしては、ダイアナ妃の葬儀のほか、モハメド・アリが登場した1996年のアトランタ五輪の開会式があり、35億人が視聴した。

WatchTVAbroad.comのアナリスト、キャロリーナ・ベルトラモさんは14日、メールオンラインにこう話している。

「エリザベス女王は世界中でとても愛され尊敬されていますから、葬儀はテレビ史上最大の生中継イベントとなる運命にあります」「このスケールで壮麗な儀式が最後に行われた時には、多くの世代の人々はまだ生まれていませんでした」「41億人以上が、この歴史的な瞬間を目にするために、月曜日にその放送を視聴すると見込まれています。地球上の半分の人々が立ち止まり、敬意を払うのです」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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