水陸機動団 新隊員108人が国防へ決意 陸自相浦駐屯地で修了式

修了式に臨んだ新隊員たち=陸自相浦駐屯地

 陸上自衛隊相浦駐屯地(長崎県佐世保市)で16日、同駐屯地に本部を置く陸自の離島奪還部隊「水陸機動団」の新隊員の修了式があり、108人が国防に携わる決意を新たにした。
 隊員たちは7月から同駐屯地などで戦闘や射撃、水泳といった厳しい訓練に取り組んできた。隊員たちは、主力部隊である第1水陸機動連隊または第2水陸機動連隊のいずれかに配属される。
 修了式で梨木信吾団長は「今後、さまざまな任務などが待ち構えている。初心を忘れず同期の絆を大切にし、必ず任務をやり遂げるとの思いで活躍してほしい」と式辞を述べた。
 機動団に憧れて入隊したという佐世保市出身の古川泰暉(よしき)さん(18)は「地元の人々を安心させられるような自衛官になりたい」と抱負を語った。


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