長崎くんちの踊町43カ町が一堂に 10月7~10日・出島メッセで演し物展示

 長崎伝統芸能振興会は13日、10月7~10日に出島メッセ長崎(長崎市尾上町)で、長崎くんちの踊町43カ町が演(だ)し物などを一斉に展示する「ながさき大くんち展」の計画内容を発表した。
 諏訪神社(上西山町)の秋の大祭「長崎くんち」の奉納踊りが3年連続で中止になったのを受け企画。会場は▽桶屋町や旧新橋町の傘鉾・獅子踊▽魚の町や油屋町の川船▽籠町や五島町の龍-など主に八つのゾーンに分かれる。
 期間中、JR長崎駅西口駅前広場に「おくんち広場」が設けられ、約30の出店が並ぶ予定。長崎くんちの絵はがきをもらえる「御朱印めぐり」や、グッズ販売もある。また、10月2日午前11時から、曳(ひき)物17隻によるパレードも実施。長崎伝統芸能館(南山手町)を出発し、出島メッセ長崎まで練り歩く。
 問い合わせは同振興会(電095.822.0111)。


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