宮崎県に大雨特別警報 命を守る行動を

宮崎県に大雨特別警報

 気象庁は18日午後3時10分、宮崎県(宮崎市、都城市、三股町)に大雨特別警報を発表した。宮崎県は宮崎市、都城市、三股町を中心に、これまでに経験したことのないような大雨となっている。何らかの災害がすでに発生している可能性が高く、警戒レベル5に相当する。命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保しなければならない状況で、最大級の警戒が必要だ。

18日(日)午後3時10分現在の雨雲の様子

 宮崎県は台風14号本体や周辺の暖かく湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となっていて、発達した雨雲が次々と流れ込んでいる。宮崎県神門では18日14時40分までの1時間で76.5ミリの非常に激しい雨が降り、24時間の雨量は宮崎県の多い所で400ミリに迫る大雨となっていて、災害発生の危険度が非常に高くなっている。宮崎県ではあす(月)明け方にかけても大雨が続くおそれがあるため、河川の氾濫や土砂災害などに厳重な警戒が必要だ。

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