牧之原の突風は2か所で発生 一部は竜巻ー静岡地方気象台

静岡県牧之原市で9月18日、広範囲に発生した突風被害について、静岡地方気象台は19日の現地調査の結果、突風は市内2か所で発生し、このうち1か所は竜巻によるものと推定したと発表しました。

静岡地方気象台によりますと、牧之原市内では18日、

◇午後3時50分頃に須々木~大沢

◇午後4時頃に勝田~勝間

の2か所で突風が発生したということです。

このうち、勝田から勝間にかけて、被害をもたらした突風については、移動する渦の目撃証言が複数得られたことなどから竜巻が発生したと推定しました。風速はおよそ35メートルの猛烈な風が吹いたと推定されています。

一方、須々木から大沢にかけての突風は、被害や痕跡などから竜巻の可能性があるものの、特定には至らなかったということです。

竜巻と推定された突風ー18日午後4時ごろ撮影、牧之原市勝間(提供:視聴者)

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