ボウリング男子 原口(チョープロ)が初優勝 MKチャリティカップ

プロ初優勝を飾った原口(チョープロ)

 ボウリングのプロアマオープントーナメント「第15回MKチャリティカップ」は14~17日、京都市のMKボウル上賀茂で行われ、男子で原口優馬(チョープロ)が優勝を飾った。同大会は日本プロボウリング協会(JPBA)公認のレギュラートーナメントで、国内メジャー大会の一つ。
 男子165人、女子125人がエントリー。本大会出場のためのシード権を持たないプロ選手男女計160人による選抜大会(6ゲーム)で人数を絞った後、男女とも予選(10ゲーム)、準決勝(5ゲーム)から、合計スコアの上位それぞれ8人による決勝ラウンドで競った。
 決勝ラウンドは総当たり戦(ラウンドロビン方式)の後、上位各3人による優勝決定戦を実施。原口は選抜大会を危なげなく通過すると、予選を2245点の11位で発進。準決勝で調子を上げ、合計3373点の7位で決勝ラウンドに進んだ。決勝ラウンドは総当たり戦で首位に立ち、安里秀策(日高東宝ボウル)との最終戦は、3点差を追う最終10フレームに逆転した。
 長崎鶴洋高出身の原口は5月に行われた第60期プロテストに徳久恵大(九州文化学園高-長崎国際大)と一緒に合格。今回はプロになってから2度目のレギュラートーナメント参戦だった。23歳のホープは「最後まで焦らずに投球できた。ランキング上位を狙い続けて、来季のシードプロ入りを目指す」と先を見据えていた。


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