国葬 岡山県、職員に黙とう求めず 「弔意は強制するものでない」

岡山県庁

 岡山県は21日、安倍晋三元首相の国葬(27日)に合わせた職員への一斉黙とうを求めない方針を決めた。「弔意は強制するものではない」として判断したという。

 国葬を巡っては伊原木隆太知事が参列する意向を表明し、県庁舎と備前、備中、美作の3県民局、出先機関などに半旗を掲揚する予定。県は個々の職員が業務に支障のない範囲で行う黙とうについては「問題はない」としている。

 内閣府によると、国葬での黙とうは午後2時10分ごろに約1分間行う予定。

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