ゼンハイザー、クリップマイクシステム「Miniature Clip Mic System」発売。アコースティック楽器のクローズドマイキングに最適

ゼンハイザージャパン株式会社は、クリップマイクシステム「Miniature Clip Mic System」(以下:MCM)を2022年9月29日に発売する。

MCMは、アコースティック楽器のクローズドマイキングに適したエレクトレットコンデンサカプセル「KK 14」を中心に、専用のグースネックや汎用性の高い楽器クランプ、ケーブルや出力回路(アウトプット・ステージ)など、全26製品で構成されるプロフェッショナル向けマイクシステムの総称。用途にあわせて個別にご購入できるほか、「MCM 114」は各楽器向けに必要な機器と楽器にあわせたクランプがセットになっている。

多彩なクランプ・ラインナップ

MCMではクローズドマイキングを実現するために多彩かつ多機能なクランプを用意。既存製品同様のユニバーサル・クランプ・クリップ「MC 6」だけでなく、楽器それぞれに対し最適な取り付け方法を提供する9種類のクランプが揃う。

特に弦楽器用のクランプは接触部分が可動し、複雑な形状にも柔軟に対応するという。グースネック取付部も回転機構だが、45°毎にロックされるため安定した設置が可能。

豊富なケーブルオプションと高いメンテナンス性

またコンサートからレコーディングまで幅広く使用できる汎用性、長期使用に耐えるメンテナンス性の高さも特徴のひとつ。出力ケーブルは3.5mmプラグ/Lemo/4極ミニXLR/MicroDotコネクタの4種類と、XLRオス出力用のアウトプットステージが用意されているため、ワイヤードからワイヤレスまで様々なシステムに対応。ケーブルだけでなく、カプセル、グースネック、クランプと個別に入手が可能であるため、高いメンテナンス性を提供する。

■製品特長

  • 近接設置を可能にするNeumannエレクトレット技術によって実現した超小型KK 14マイクカプセル
  • マイクはドイツ工場でのハンドメイド生産、音色の一貫性を実現
  • 耐音圧153dB SPLを実現、大音量楽器から微細な楽器まで1つのカプセルで対応可能
  • ケーブルのねじれを回避できる自在に回転可能なグースネックコネクタ
  • 充実したクランプ・ラインナップにより、楽器に優しく、確実なマイク設置を実現
  • 様々なワイヤレス・ボディーパック型送信機に対応する出力ケーブル・ラインナップ

スペック

9月29日発売

今後発売予定

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