岡山電気軌道 バス運賃を過大徴収 3路線200人 システム改修ミス

新設された「杜の街グレース」のバス乗り場

 岡山電気軌道(岡山市)は24日、運行する3路線のバスで23日に乗客から料金を多く徴収するミスがあったと発表した。現金で料金を支払った約200人から10~100円程度余分に徴収していたという。

 対象は、午前6時半ごろ~午後3時ごろに運行した中庄駅、火の見、新岡山港線の計48便。利用客に対し、一つ手前の停留所の整理券を発行していた。「ハレカ」などのICカード利用者には影響がない。

 23日の新路線開設に伴い、運賃システムを改修した際にミスがあったという。運行中、運転手が過大徴収に気付いた。

 対象者には返金する。連絡は同社岡南営業所(086―223―7221)。

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