秋の岡山観光PR ガイド本完成 案内所や道の駅で配布

「おかやま秋旅キャンペーン」のガイドブック

 紅葉巡りやブドウ狩りといった秋ならではの観光を県などがPRする「おかやま秋旅キャンペーン」(10~12月)のガイドブックが完成し、県内各地の観光案内所や道の駅などで配られている。

 A4判10ページ。紅葉スポットは燃えるような山並みを望める鬼女台(きめんだい)展望休憩所(真庭市)、夜間にライトアップする国特別史跡・旧閑谷学校(備前市)など9カ所を写真付きで掲載。100種類以上のブドウを栽培する岡山市北区の農園での食べ比べ、北木島(笠岡市)でのカキ養殖の見学や試食といったキャンペーン期間限定のツアーも紹介している。

 岡山市の後楽園と岡山城で2年ぶりに同時開催される「幻想庭園」と「烏城灯源郷」(いずれも11月18~27日)といった注目イベントも伝えている。

 20万部発行。県庁やJR岡山駅などにも置き、県観光連盟の特設サイトで公開している。

 同キャンペーンは今月末まで県内で開かれている大型観光企画「岡山デスティネーションキャンペーン(DC)」の終了後も継続して誘客を図ろうと、県やJR西日本などでつくるDC推進協議会が初めて展開する。

 同協議会は「屋外のプランやイベントが多く、新型コロナウイルス禍でも安心して旅行を満喫してもらえれば」としている。問い合わせは県観光連盟内の同協議会(086―233―1802)。

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