【高校野球 神奈川秋季大会】慶応が日大藤沢下し、決勝進出 関東大会への切符獲得

関東大会出場を決め、喜ぶ慶応ナイン=サーティーフォー保土ケ谷(立石 祐志写す)

◆慶応7―6日大藤沢
 神奈川県高校野球秋季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)は25日、サーティーフォー保土ケ谷球場で準決勝が行われた。第1試合は慶応が7―6で日大藤沢を下して決勝進出を果たし、5年ぶり12度目となる秋季関東大会(10月22日から埼玉県)の出場権を獲得した。

 慶応は三回、福井直睦(2年)の3点本塁打で先制。五回に延末藍太(同)が2点二塁打を放ち、八回には丸田湊斗(同)のタイムリーなどでリードを広げた。

 地区予選を含めて準々決勝まで7試合12本塁打をマークしてきた長打力を大一番でも発揮。犠打やエンドランも絡める多彩な攻撃を展開した。

 先発した小宅雅己(1年)は伸びのある直球とスライダーを軸に7回2失点と好投。八回からエース松井喜一(2年)が救援した。

 慶応は27日に同球場で行われる決勝(試合開始午後1時)で、横浜創学館―横浜の勝者と対戦する。

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