サンフレッチェ広島が、来月から選手の移動バスに、ミドリムシを使った環境に優しい次世代バイオ燃料を使用することになりました。
【写真を見る】環境に優しく 試合では強く！ サンフレ 次世代バイオ燃料使用バスで選手移動へ
使用されるのは、次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」で、ミドリムシから採れた油脂を広島県内の使い終わった食用油と混ぜて精製したものです。
これまでのバイオディーゼル燃料は、軽油に5パーセント混合させていましたが、今後はサステオを10パーセント混合させるということです。
ミドリムシを使うので環境にも優しいといいます。
「サステオ」を開発 ユーグレナ 出雲 充 社長
「バイオ燃料を燃やしたらCO2が出てきます。ミドリムシの光合成でCO2を吸収します。というのを、ずっと繰り返していくので、カーボンニュートラルやオフセット（相殺）につながる」
サステオは、サンフレッチェ広島の来月1日の浦和戦以降、サンフレッチェやレジーナのホームゲームで選手用の移動バスに使用されます。サッカーチームの選手移動に使われるのは全国で初めてだということです。
