東尋坊の岩っぽい?黒いシュークリーム誕生 地元出身社長が企画「ご当地スイーツ」

東尋坊の岩をイメージした「崖淵シュークリーム」

 観光名所の東尋坊をイメージしたスイーツ誕生!? 出張買い取りや飲食事業などを展開するヒツヨウトサレル(福井県福井市若杉浜1丁目、北野宏樹社長)はこのほど、東尋坊の岩に似せた黒いシュークリームを発売した。

 同県坂井市三国町出身で子どものころから東尋坊へ遊びに行きアルバイトもしていたという北野社長。新型コロナウイルスの影響による観光客減に寂しさを感じ、何とかして人を呼び込もうと「ご当地スイーツ」を企画。約10カ月かけ作った。

 商品名は「崖淵(がけっぷち)シュークリーム」。生地に竹炭を練り込み、東尋坊の岩を再現。同県越前町の製塩会社が作る「越前塩」を入れることで、生カスタードの甘さを引き立てたという。冷凍や加熱することで生地の食感やクリームの味わいの変化が楽しめると話す。

 カスタードとチョコカスタードの2種類で、今後は種類を増やす予定。北野社長は「シュークリームとともに東尋坊の認知度も高めていけたら」と話す。

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