鹿沼商工開発「いちごまんじゅう」全国で発表 お土産用に国体でも販売

とちぎ国体パッケージの「いちごまんじゅう」を手にする小林部長

 鹿沼商工高商業部は11月、島根県で開かれる全国高校生徒商業研究発表大会に出場し、2020年から企画開発してきたお土産用の菓子「いちごまんじゅう」の流通ルート開拓や販促戦略について発表する。いちごまんじゅうは10月の「いちご一会とちぎ国体」の会場で販売することも決まっており、部員たちは「自分たちの活動が認めてもらえるよう、全国大会も国体での販売も結果を残したい」と意欲を見せている。

 同部は9月9日、9校が出場して前橋市で開かれた関東ブロック大会で優秀賞に輝いた。群馬県の高崎商業高、伊勢崎商業高とともに関東地区代表として全国大会に挑む。

 同部はイチゴを活用したスイーツの開発に取り組み、19年にはイチゴの形のたい焼き「いちご焼き」を完成させた。ただ、いちご焼きは日持ちがせずイベント向きだったため、お土産用の菓子を開発することにした。

全国大会出場を決めた鹿沼商工高商業部のメンバー

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