台風18号は大東島地方から遠ざかりつつあるが、大東島地方は29日（木）夜のはじめごろにかけて高波に警戒が必要だ。

　台風18号は、29日（木）午後4時には南大東島の東にあり、1時間におよそ15キロの速さで北北東へ進んでいる。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径55キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっている。台風は、大東島地方から遠ざかりつつあり、今後は次第に進路を東よりに変えて、日本の南を北東へ進む見込み。

強風・高波

　大東島地方の海上では、非常に強い風が吹いて、大しけとなっている。29日（木）夜のはじめごろにかけて非常に強い風が吹き、海上ではうねりを伴い大しけとなる見込み。うねりを伴った高波に警戒すると共に、強風に注意が必要だ。

　大東島地方で予想される最大瞬間風速
　29日（木）30メートル
　30日（金）25メートル

　大東島地方で予想される波の高さ
　29日（木）6メートル
　30日（金）4メートル

雷・突風

　大東島地方では、台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、30日（金）朝にかけて大気の状態が不安定となる見込み。落雷や突風に注意が必要だ。