UNEP事務局長が広島初訪問 “アフリカ初”原爆展常設へ意欲

1日、国連環境計画=UNEPの事務局長が初めて広島を訪れ、アフリカ大陸初となる常設の原爆展に意欲を見せました。

平和公園を訪れたデンマーク出身のインガー・アンダーセン国連環境計画事務局長は、原爆資料館を見学し芳名録に記帳しました。

●国連環境計画(UNEP) アンダーセン事務局長

「核戦争は戦われるべきではない 核戦争に勝者はいない それは明らかなことだ」

面会した広島市の松井市長には、国連環境計画の本部があるケニアで原爆展の常設を頼まれると前向きな姿勢を示しました。

国連では現在アメリカ・スイス・オーストリアの本部で原爆展を常設していて、ケニアで実現すればアフリカ大陸初となるということです。

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