「チーム岡山一丸」栃木国体開幕 天皇杯順位10位へ気持ち高める

総合開会式で堂々と行進する岡山県選手団=カンセキスタジアムとちぎ

 天皇杯順位(男女総合成績)10位への挑戦が幕を開けた。宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで1日行われた第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」の総合開会式に臨んだ岡山県選手団は、目標達成に向けて気持ちを高めた。

 開会式にはテニス、スポーツクライミングの選手、監督ら46人が参加。入場行進では、スタンドの声援に小旗を振って応えた。

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となる大舞台。ほぼ全員が初挑戦の少年勢と、最大で個人の8倍の競技得点が得られる団体競技の奮起が躍進の鍵を握る。9月の会期前競技を終えて岡山の天皇杯順位は18位。県選手団の松井守総監督(県スポーツ協会専務理事)は「チーム岡山一丸の戦いで、県民の皆さんに勇気と元気を届けたい」と話した。

 ボート、相撲など一部競技はこの日から始まった。

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