目の前に迫力のSL 東武下今市駅でファンフェスタ

家族連れなどでにぎわったSLファンフェスタ

 SL「大樹(たいじゅ)」を運行する東武鉄道は2日、日光市今市の下今市駅転車台広場で「2022 SLファンフェスタ」を開催した。県内外から家族連れなど約900人が訪れ、機関庫内の見学などさまざまなイベントを楽しんだ。

 SLファンなど鉄道利用者への日頃の感謝を込めて開催。4回目の今回は昨年同様、新型コロナウイルス感染防止対策として、人数や時間を制限した事前申込制で実施した。

 普段立ち入ることができない機関庫内の見学に加え、車両撮影会やSL綱引き体験、来年正月用のヘッドマークの掲出などが催された。子どもたちが駅長や機関士の制服を着て写真が撮れるブースが設けられ、鉄道各社のグッズも販売された。

 来場者はSLを間近で見物したり、記念写真を撮ったりした。家族4人で訪れた足利市、栗原侑希(くりはらゆうき)君(9)は「(車両が)近くて迫力があった。来て良かった」と笑顔で話した。

家族連れなどでにぎわったSLファンフェスタ

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