「父が死んだことを隠していた」遺体を自宅に放置疑いの男性(56)を釈放し捜査 遺体は父(87)と判明

自宅に遺体を放置した疑いで、警察は56歳の男性を逮捕しましたが、その後、釈放し、任意捜査に切り替えました。健康上の理由としています。また、遺体は、男性の87歳の父親と確認されました。

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警察によりますと、広島市南区の無職の男性は、ことし9月中旬から10月2日までの間、自宅に遺体を放置した疑いがもたれています。付近の住民が男性の父親について、「1週間、姿が見えない」と通報。警察が自宅をたずねたところ、遺体を発見したということです。

男性は、容疑を認め、「父が死んだことを隠していた」と供述しているということです。

警察は、男性を2日夜、逮捕しましたが、3日午後、釈放し、任意捜査に切り替えました。健康上の理由としています。

また、遺体について、身元の確認を進めていましたが、男性の父・谷中克弘さん(87)と判明したと明らかにしました。

男性は、克弘さんと2人暮らしで、遺体は自宅1階の和室であおむけの状態で見つかったということです。遺体に目立った外傷はなく、死後、日数が経過しているということで、警察がいきさつを調べています。

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