「いちご一会とちぎ国体」の開催を祝い、新型コロナウイルスの収束を願うシークレット花火が2日夜、大田原市佐久山の箒川河川敷で打ち上げられた。
佐久山商興会が主催。新型コロナ禍で3年連続中止となった8月の「佐久山納涼花火大会」の代わりに、無観客で打ち上げることにした。
午後7時から約30分間、約300発の花火が夜空を鮮やかに彩った。音を聞きつけた近隣住民らは、河川敷や橋の上などから花火を楽しんでいた。
武藤仁志(むとうひとし)会長(63)は「国体が無事に開かれて良かった。県勢に頑張ってほしい」と話していた。
花火の映像は、動画投稿サイト「ユーチューブ」や市ホームページなどで配信される。