静岡市清水区で発生した大規模な断水で、最後まで残っていた和田島地区について、静岡市は約8割で10月4日にも飲料水として使えるようになると発表しました。
<竹川知佳記者>
「和田島地区です。新しく仮設の水道管ができあがり、現在は壊れた水管橋の撤去作業が行われています」
静岡県静岡市清水区の和田島地区では、台風で壊れた水道管の橋=水管橋に引っかかった木々を取り除く作業が10月3日から行われています。来週には壊れた管を切断して取り除く予定です。
約4500戸が断水した和田島地区では、10月1日から水道管に水を通しています。水質検査で問題がなければ、南地区の3700戸で4日にも飲料水として使えるようになる見込みです。
静岡市は、5日には和田島ブロック全域で飲み水を供給できるようにするとしていて、一時、6万3000戸に影響した清水区の大規模な断水がようやく解消することになります。