大型客船「にっぽん丸」 3年ぶり壱岐・郷ノ浦に寄港

ツアーを終え、郷ノ浦港に戻った乗客=壱岐市

 大型客船「にっぽん丸」(2万2472トン、乗客数356人)が2日、3年ぶりに長崎県壱岐市の郷ノ浦港に寄港した。
 にっぽん丸は午前10時入港。新型コロナの影響で歓迎セレモニーはなく、乗客は観光バス10台とタクシーやレンタカーで観光へ。バスツアーは「歴史浪漫の離島めぐり」「古代体験」など5コースに分かれ、一支国博物館や猿岩、島のグルメを楽しんだ。
 群馬県の主婦青木孝子さん(80)と友人の木村由紀子さん(77)は「とても穏やかで良いところ。地元の人たちもとても親切だった」と話した。
 にっぽん丸は9月30日に大洗(茨城県)を出港した。10月2日夕、壱岐から屋久島(鹿児島県)へ向け出発し、5日に大洗に戻る予定。


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