議員定数2人減へ 18から16に 来夏改選から 妙高市議会

 妙高市議会の議員定数・報酬に関する特別委員会は、定数の2人削減が妥当とする調査報告書案をまとめ、6日の全員協議会で示した。異論は出なかった。
 今後は12月定例会で、現行18人の議員定数を16人とする条例改正を行う予定。任期満了に伴う来年7月予定の市議選から、新定数が適用されることになる。
 特別委は人口減少を踏まえ、昨年9月に設置。これまで10回の委員会を開いた。
 「16人」は県内他市との比較や市民アンケートの結果、議会運営などを踏まえたといい、堀川義徳委員長は「いろいろな議論があったが、総合的に判断した」と話した。
 議員定数をめぐっては、2011年の市議選から現行の18人。その前は23人だった。
 報酬(月額28万4100円)については調査報告書案で、なり手不足解消などのため、増額が必要とした。

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