「長崎マリオットホテル」開業延期 2024年初頭に JR九州

 JR九州は7日、長崎市尾上町で建設中の新長崎駅ビルに入る「長崎マリオットホテル」の開業を、当初予定の2023年秋から24年初頭に延期すると発表した。同ビル内の商業・オフィスエリアの開業時期は23年秋のまま変更しない。
 同ホテルは米マリオット・インターナショナルが九州に初めて進出する高級ホテル。JR九州がフランチャイズ契約で運営する。
 JR九州によると、開業までのスケジュールを精査する過程で、スタッフの訓練時間を確保し、内装デザインや家具などの備品を「マリオットブランドにふさわしい高品質」な水準でクリアするために、さらに準備が必要と判断した。
 同ホテルは13階建てビルの7~13階に客室約200室、レストラン、ロビーラウンジ、フィットネスジムなどを備える。延べ床面積は約2万平方メートル。
 新駅ビルは長崎駅舎と、アミュプラザ長崎などが入る既存の駅ビルの間に建設中。敷地面積約1万8千平方メートル、延べ床面積約10万2千平方メートル。


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