岡山大留学生制作かかしお目見え 矢掛、映画キャラやクモなど7体

岡山大留学生らが作ったジョーカーやクモのかかし=矢掛町江良

 岡山県矢掛町江良地区に、同地区の住民組織「輝け!江良元気会」(坪井優会長)と交流する岡山大留学生が制作したかかしがお目見え、通りがかったドライバーや住民の目を楽しませている。

 同会と留学生は10年ほど前から農業体験などで年数回の交流をしているが、今年は初めてかかし作りに挑戦した。アメリカや中国からの留学生4人と日本人学生計10人が8、9月に7体仕上げた。

 映画「ジョーカー」の主人公の衣装やメークを再現したものや、クモのかかしも登場。例年、かかし作りをする地元の高齢者サロン代表の坪井峰子さん(71)は「私たちでは思いつかないかかしで面白い」と話していた。

 国道486号の江良交差点から南約600メートルにある田んぼに、高齢者サロンのかかし4体も含め、10月中旬まで立てている。

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