「へその三財」歌でPR 23日 祭りで初披露

西都市三財のイメージソングを作詞、作曲した久保田純一さん(中央)とPRへ活用している三財地域づくり協議会のメンバーら

 西都市の三財地域をテーマにした歌「ハッピー三財へそのまち」が制作され、イメージソングとしての活用が期待されている。地域の特徴をちりばめた歌詞と軽やかな曲調が好評で、関係者らは「歌を通じて三財を発信し、盛り上げたい」と意気込んでいる。
 作詞、作曲、歌を手がけたのは三財並木地区のシンガー・ソングライター久保田純一さん(68)。「ハアッピー、ハアッピー、へそのまち」「宮崎県のど真ん中、命をつなぐ」などの歌詞で、三財が地理的に本県の中心「へそ」の位置にあることや豊かな自然などを紹介している。
 曲調は明るくテンポが良いため、誰もが覚え、歌いやすいのも特長。三財地域づくり協議会(小森重喜会長)が「これまでコロナ禍に苦しんできた地域を元気にしてくれる」と高く評価し、三財のイメージソングとしての採用を決めた。
 歌は同協議会が23日午前9時から三財小中グラウンドで開催する「西都三財へそ祭り」で、久保田さんがギターの弾き語りで住民らに初披露する。久保田さんは「歌を聞いた人が元気に、幸せになってくれればうれしい」と笑顔。小森会長(70)は「三財を知ってもらうのにぴったりな歌。これからどんどん活用していきたい」と話している。

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