マーチング・オカヤマ 軽快に開幕 石山公園で11団体が演奏、演技

力強い演技と演奏を披露する創志学園高マーチングバンド部員=石山公園

 岡山県内外のマーチングバンドやバトンチームが集う「2022マーチング・イン・オカヤマ」(岡山市、市教委、山陽新聞社などでつくる実行委主催)が9日に開幕した。初日は石山公園(同市北区石関町)でコンサートがあり、11団体が迫力の演奏、演技を披露した。新型コロナウイルスの影響で、観客を入れての実施は3年ぶり。10日まで。

 オープニングを飾ったのは創志学園高(同下伊福西町)マーチングバンド部の約50人。野球強豪校らしく応援歌のメドレーが流れる中、青色のフラッグなどを手にした切れのあるパフォーマンスが会場を盛り上げた。「お客さんの前で演奏するのは気持ちが良い」と部長を務める3年奧居厚樹さん(18)。

 鼓笛隊のほか、金管楽器とドラムからなるチームも登場。軽快で明るい音楽を響かせた。来場した女性(76)=玉野市=は「伸び伸びとした音色を聞き、元気が出た」と話していた。

 10日は演奏の技術やパフォーマンスの美しさを競うメインフェスティバルが岡山市総合文化体育館(同市南区浦安南町)である。2日間で計31団体約1400人が出演する。

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