明治安田J2第40節最終日(9日・JITリサイクルインクスタジアムほか=6試合)3位ファジアーノ岡山はアウェーで18位甲府に2―1で競り勝ち、2試合ぶりの白星を挙げた。勝ち点72(20勝12分け8敗)で順位は変わらなかった。
2位の横浜FCは大分に2―3で敗れ、首位の新潟に続くJ1昇格決定は次節以降に持ち越された。大分は3連勝で、J1参入プレーオフ進出を決めた。
岡山2―1甲府
前半1―0
後半1―1
岡山 20勝12分け 8敗(72)
甲府 9勝15分け16敗(42)
【評】ファジアーノ岡山が競り勝った。同点の後半35分、佐野のシュートをGKがはじくと、ハン・イグォンが左足で蹴り込み決勝点を挙げた。前半43分、成瀬のクロスをダイレクトで合わせた永井の先制点は見事。序盤からペースを握られ続けた中、少ない好機を確実に仕留めた。連動を欠いたプレスはチームの生命線だけに修正が急務。
甲府はファジアーノの2倍以上のシュート17本を放ちながら決め切れなかった。