都民ファ「造反行為」で3人処分へ 都議会・スピーキングテスト条例案に賛成で

東京都議会が10月7日、閉会しました。この日採決された「スピーキングテストに関する条例案」に賛成した所属議員3人を造反行為だとして、都民ファーストの会は3人を処分する方針を示しました。

都議会で立憲民主党などは、英語のスピーキングテストを2023年度からの都立高校入試の"評価に加えない”ようにする条例案を提出していました。一方、都民ファーストの会はこの条例案に反対していましたが、都民ファーストの会に所属する田之上都議・桐山都議・米川都議の3人は条例案に賛同し、この日の本会議で行われた採決で賛成しました。これを受け、都民ファーストの会の滝口学幹事長は「党の方針に背いて賛成の票を入れた」として3人を処分する方針を示しました。報道陣の取材に応じた滝口幹事長は「いわゆる造反をしたということなので当然、処分についても慎重に考えなければならない話だと思っている」と述べました。

また、他にもこの条例案に賛同していた都民ファーストの会の議員が2人いましたが、体調不良を理由に本会議を欠席しました。都民ファーストの会は欠席したこの2人についても処分を検討しています。

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