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国境のない空に世界中でたこを揚げ、平和を願う「世界一斉ハタあげデーin長崎」が9日、長崎市松山町の平和公園であり、小雨の中、市民ら約110人がハタ揚げを楽しんだ。
米国のたこデザイナーが1986年に提唱し、毎年10月第2日曜に世界中でたこを揚げ、平和を認識しようという「ワンスカイ・ワンワールド」の一環。市内の男性18人で構成する団体「ながさき熱人(ねっと)」が2017年に始めた。6回目。
参加者はビニール製のハタに平和のメッセージやイラストを描き、空高く揚げた。鳥や地球のイラストを描いた市立西城山小3年の濵口恵太君(8)は「平和をイメージして、『仲良くしようね』という絵を描いた」と笑顔で語った。