豪華絢爛 みこし型大屋台が練る 美作で大原の秋祭り

市大原総合支所前に集まった3基の大屋台

 豪華絢爛(けんらん)なみこし型の大屋台が練る美作市大原地域の「大原の秋祭り」が9日、3年ぶりに開かれ、見物客らでにぎわった。

 4地区の大屋台がそれぞれの地区や旧因幡街道大原宿を巡回。古町、中町東、中町西の三つの大屋台は午後2時ごろ、市大原総合支所前(古町)に集まった。古町は小屋台1基も参加した。

 小雨が降る中、そろいの法被を着た担ぎ手は太鼓や笛に合わせ、「ヨーヤサ!」と威勢良く声を上げ、地域住民らは久しぶりの秋祭りを楽しんだ。

 大屋台は支所近くの特別養護老人ホーム・やすらぎ荘も訪れた。

 新型コロナウイルス感染防止のため、大屋台が接近して渦を巻くように一斉に動く練り合わせは取りやめた。

© 株式会社山陽新聞社