白馬に負けじと園児全速力 さくらの保育園でホースセラピー

馬と競走する園児たち

 【さくら】松山の市たいよう保育園(西重幸(にししげゆき)園長)は11日、同園で「ホースセラピー馬とのふれあい」を実施した。子どもたちの情緒の育成が目的で、保護者も参加した。

 栃木市藤岡町甲、ミカモライディングクラブが、体重約650キロの白い騸馬(せんば)と、ポニー2頭を同園に運び協力。園児たち116人は、午前と午後の部に分かれて馬との触れ合いを体験した。

 ポニーにニンジンを食べさせるコーナーでは、園児が笑顔で記念撮影したり、母親の後ろに隠れたり、泣き出す姿なども見られた。その後、同クラブや職員のサポートを受けながら、1人ずつ乗馬を楽しんだ。

 「馬と園児のかけっこ」では、乗馬経験のある山本英雄(やまもとひでお)前園長が騎手を務め、園児たちと競走。スタート前から元気いっぱいの園児たちは、白馬に負けじと、全速力で駆け抜けた。

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