年賀はがき到着 岡山中央郵便局 6種類、11月1日から発売

年賀はがきが入った段ボール箱を仕分ける社員

 2023年用お年玉付き年賀はがきが12日、岡山中央郵便局(岡山市北区中山下)に到着した。岡山市と瀬戸内市などの83郵便局で取り扱う359万2千枚。11月1日から全国一斉に発売する。

 午前9時ごろ、年賀はがきが入った898箱の段ボール箱を載せたトラックが到着すると、社員15人が手際よく運び出し、行き先ごとに仕分けた。

 販売される年賀はがきは、来年のえとにちなんだウサギやディズニーキャラクターが描かれた全国版、岡山城や後楽園がデザインされた岡山県版など6種類。1枚63円、68円(5円を社会貢献活動に寄付)、73円(インクジェット写真用)。

 同郵便局は「長引く新型コロナウイルス禍で親戚や友人に会えていない人も多くいるはず。近況報告にも使ってほしい」としている。

 若年層を中心にSNSで年始のあいさつをする人が増え、全国の年賀はがきの当初発行枚数は約16億4千万枚(前年比約1割減)と12年連続で減少し、過去最低となっている。

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